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カーブス創業物語

1992年、アメリカ・テキサス州ハーリンゲンに生まれた小さなクラブ、それがカーブスのはじまりでした。創業者のゲイリー・ヘブンは、13歳のときに母を亡くしています。朝、眠ったまま亡くなっている母をゲイリー自身が見つけたそうです。原因は長い間悩まされていた糖尿病、高血圧、肥満。長年にわたり大量の薬を処方され、飲み続けていました。

ゲイリーは大きくなるにつれ、「母のような人を助ける仕事をしたい」と思うようになり、医学の道を志します。ところが、「薬と治療だけでは母のような人は救えない。母のような人に本当に必要なのは正しい生活の習慣。しっかり運動をして、食べ物に気を付けること」だと気づき、フィットネスクラブをつくるという夢に向かって歩み始めます。
「お母さんのような女性が通えるフィットネスクラブをつくる」という夢に向かって、様々に工夫をし、苦労をしますが、うまくいきませんでした。フィットネスクラブに来るのは体を鍛えたい男性や、既に健康で元気いっぱいな若い女性ばかり。それから20年近くが経ち、1992年米国テキサスの小さな町に、それまでとは全く違う小さなフィットネスクラブをオープンしました。それが「女性だけの30分フィットネスカーブス」の誕生です。

この小さなフィットネスクラブが多くの女性に支持をされ、全米に広がり、やがて世界に広がり、日本にもやってきました。
ゲイリーは言います。
「いまでもたまにふと思うのです。お母さんがまだ生きていたころに、もしも誰かがお母さんに運動の大切さを教えてくれて、一緒に手をとって運動をはじめてくれていたならば。お母さんは今も笑顔で自分のそばにいてくれたのではないかと」

現在で日本に約2000店舗を展開するまでに至ったカーブスの歴史は、こうやって始まったのです。